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IT技術と地雷パテントを米国特許公報から学ぶ

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IT技術と地雷パテントを米国特許公報から学ぶ

 

3×3方式、こんなに簡単だったのか英語文章構造
ネイティブ英語で学べる実践IT技術書

 

のつもりで書籍発行したのですが、これが恐ろしい地雷パテントでした

2006年3月3日に2001年から足掛け6年にわたって争われてきたカナダのRIM社とアメリカのNTP社の特許侵害係争はRIM社が何んと!!612.5Mドル(約670億円)をNTP社に支払うことで最終的に決着したパテントであったとは・・・おどろき!!
 

本書をおすすめする理由

日本の技術者は、欧米の技術者と異なり原理原則を説明すること、応用技術全般について説明すること、構成や機能、効果について説明する時の話し方、記述の仕方ができてません。
IT技術の本場は米国です。日本語に翻訳されたIT技術書で勉強したところで、本場では役にたちません。
IT分野はグローバル化が常識です。IT技術の仕様書は英語が基本です。他国にアウトソーシングする場合にも明確な英語での指示書が必要です。

本書の特長/英語力アップ

1. 3×3の篠原メソッドで分割させています
 
3×3の基本原理の解説
英字新聞、ヘミングウェイ、TOEFL等での実例
2. 英文構造が理解でき「読める、書ける、話せる」につながります
3. 論理的に表現、記述するという「論理的学術文体」の構造が理解できます
4. 米国パテントの凄さ、恐ろしさが実感できます
5. ネイティブな専門技術英語がどんどん身につきます
6. どんな素晴らしいIT技術であっても紙に書く仕様書が欠陥ではどうしようもありません
 

この地雷パテントの持ち主 NTP社はパテントホールディング会社である

 NTP社はパテント・ホールディング会社で事業活動は何もしていない。それだけに、この特許明細書・クレームは念入りに書かれており一読の価値は高い。その完全日本語対訳本である。

-こんなにひどい米国特許係争-

 2006年2月23日にNTPパテントに対して、USPTOから「Final Office Action」が出され9項あるクレームの全てが拒絶(rejection)された。しかし、その翌日24日にバージニア州(Richmond)の裁判所で行われたヒアリングで地方裁の担当判事に、「俺が仲裁した和解案(450億円)に同意しないから、米国内でのブラックベリーの販売とサービスを差止めするぞ」とRIMは脅かされたらしい。RIM社は担当判事に、USPTOの公式見解が出るまで待ってくれと頼んだようだが、判事の態度は、特許庁は関係ない、02年の陪審員判定に従うのかどうなのかとRIMに迫ったようだ。
 
 3×3方式での分割読み〔例〕
 
010........................................
The use of computers
to send and receive electronic mail messages
     is becoming
        very popular globally
Eメールメッセージを送り、受け取るために
コンピュータを使うことは

     全世界に極めて一般的なものに
           なりつつある
011........................................
Numerous companies
(both network and software related)
      offer  electronic mail packages(E Mail) and services
{ネットワーク関連とソフトウェア関連の両方において}
数多くの企業が
       電子メールパッケージ(E メール)とサービスを
               提供している
 
 

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