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【事例】:「消しゴム付き鉛筆」の発明提案書をメモダスで作る

 創造という観点で特許を見ますと、特許明細書は発明という名の創造行為の結果をまとめた発明の説明書です。発明の説明書ということであれば、発明した人が一番その発明の内容を知っていますので、発明者が特許明細書の原案、即ち発明提案書を作成することになります。但し杜撰な発明提案書では強固な特許明細書は作れません。

 メモダスを使っての発明提案書の作成実例を紹介します。メモダスは、3×3のマトリックスの中心のセルにテーマを書き、周辺の8つのセルにその解決策を記載してく手法です。発想の展開や収束以外にも、縦軸と横軸との組み合わせによる2次元思考も可能です。見方を変える、縦横斜めに考える、書くことで分かる、頭の中を整理する、発散と収束の繰り返しで知恵を生み出す手法といったことが実感できる創造技法です。

 メモダスで作る発明提案書は開発成果の展開マップ(空間配置型)です。どこから書いても自由ですが、発明ポイントがきちんと把握でき、「アイデアを発明に、発明を特許にするプロセス」が分かります。この開発成果展開マップを特許明細書の様式に並べ替えたのが、発明提案書になります。

 メモダスを発明提案書の作成支援ツール(ナビゲーション付き)として使うことのメリットは、発明生産の効率が高まり、技術者からの発明提案の提出が活発になる、などたくさんあります。

 1. バリエーションに富んだ特許明細書、及び強固な【請求項】の作成が可能です。
 2. 記載要件(サポート要件、実施可能要件、明確性要件)が満たせます。
 3. 説明の矛盾、説明不足、不要な説明、解釈の多義防止、誤記のチエック等ができます。
 4. 早めの発明支援ができます。守秘知財の文書管理もできます。IDS違反も防げます。
 5. 文書品質が安定し、知財コスト(翻訳チエック費用等)が劇的に削減されます。
 6. 文書の構成は論理的に展開され、文章の記述は明快で「日→日翻訳」が容易です。
 7. 諸外国への出願に必要な「基準特許出願明細書(英文)」を持つことができます。

1. 「消しゴム付き鉛筆」の特許明細書(案)作成ガイド(PDF版)は、こちらから

2. 発明提案書作成のナビゲーション(絵―ラーニングから抜粋)は、こちらから

 1.メモダスによる発明提案書作成の研修を引き受けています。(講師:長谷川公彦)
 2.お知らせ:メモダスを無料開放しています。「MEMODASのご利用規約」は、こちらから

 

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