6. 特許情報を「経営資源」として使う(1)

1.特許文献の特長を知り、使いまくる

・特許文献は「権利情報」と「技術情報」という二面を持っている。

・世界各国それぞれが特許法を持ち、規定された手続きで出願され「特許公開公報」として発行される。

・審査請求された出願特許は、審査され「特許公報」として発行される。特許文献の特長とその利用価値を知り、上手に活用すれば商品開発に有効な情報となること間違いない。

2.特許文献の様々な特長

・特許出願は先願主義で早期公開制度が採用されている。最新の技術情報が約1.6ヶ月後には公開される。

・特許文献の文書は一定のルールで技術内容を詳細に記述するように定められているので嘘は書けない。

・特許文献は国際特許分類(IPC分類)が付与されていおり、検索が容易である。

・特許データは電子化されているので加工が容易で、特許庁電子図書館(J-Plat Pat)は無料で使用できる。