14. 情報は平等に得られるが、どう使うかの差が出る時代(2)

2.何事も、おもしろがる人の周りに人が集まる

・何かしらの専門分野を持つことが大事である。もちろん「専門バカ」では逆効果となる。

・しかし専門性があることで独特の切り口で情報をつかみ、それを伝達できる強みがある。例えば、昆虫からはじまって環境問題に至っても、まったく不思議はない。

・知的興味が旺盛で、何でも面白がる人には、自然に人が寄ってくる。そこで対話が始まって情報が盛り上がる。それができる人たちは、会社の大小にかかわらず生き残る才覚を持ちあわせている。

・会社にそのような人たちがいると、にぎやかで、逞しくて、アイデアに溢れる。当たり前といえば当たり前のことばかりである。その当たり前が身に備わっているかどうかは別の話である。ひっくるめた言い方をすると“ものごとを面白がる面白い人間になろう”ということである。